ハウスメーカーとの契約前には何がある? 家づくりのステップ・序章


家づくりは考えはじめてから実際に建つまでに最短でも半年、長くて一年はかかります。
どんなステップで家づくりが進むのか、今回は「契約前にすること」「省いてはダメなこと」をしっかり押さえましょう!

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

このコラムでわかること

  • 家づくり「スタートからゴール」まで
  • 情報収集は展示場、モデルハウスが一番早い
  • ハウスメーカーを絞り、建築現場、実例を見る
  • 敷地調査は「絶対」か?
  • 希望の間取りでプランニング
  • まとめ~家は人なり。建てる人を信頼できるか?~

家づくりはどう進む?スタートからゴールまで

家づくりには、決断してから実際に家が建つまで、最短でも半年、長くて一年はかかります。
その間に行われることをまとめたのが下の図。
意外とたくさんに思われたのではありませんか?
今回はオレンジ色の部分、特に家づくりの序章にあたる1から5までを解説してみたいと思います。(それ以降、契約後の流れについてはこちら→契約~竣工までがたいへん?!注文住宅できるまで・期間、やることまとめ

情報収集は展示場、モデルハウスが一番早い

「自分にぴったりの家が欲しい」と思ったら、まずは考えるための材料がないといけません。
材料集め、情報収集には
・インターネットで家づくりサイトやハウスメーカー公式サイトをチェック
・住宅雑誌や本でチェック
・実際に建てた知人に体験談を聞く

という方法が一般的ですが、そこに早めに加えていただきたいのが
・住宅展示場、モデルハウスに行く
ということです。
展示場に建っているモデルハウスは、そのメーカーの特徴を分かりやすく示したもの。各社自慢の一棟のはずです。
実際に家に上がってみて、雰囲気は親しみやすさ重視? 高級・デザイン志向? とか、
さらに重要な、実際の温かさ、涼しさはどうか? 遮音性はどうか? 収納の工夫は?…など、日ごろから気になっていることまですべてが実物でしっかり確認できます。

パンフレットや説明資料、建材の実物模型などの資料も用意されていますので、何より資料請求にかかる手間が少なくなり合理的なのがおすすめの理由。
足を運ぶのが結局一番早いということかもしれません。
時間があれば、展示場内のハウスメーカーを複数尋ねてみるのもおすすめ。
それぞれの持ち味が比較できます。

ちなみにクレバリーホームのモデルハウスは見るだけでなく、泊まることもできます(体験宿泊についてはこちら→家も「お試し」! 体験宿泊のチェックポイントはココ!
契約前にはたくさんの経験、情報収集をしておいて損はありません。
オープンにされている各社の情報は、徹底的に比較、検討しておきましょうね。

ハウスメーカーを絞り、建築現場、実例を見る


展示場を巡り終えたころには考える材料が揃っているはず。
きっとご自身のお考えに合ったハウスメーカー候補も、2-3社までには絞ることができると思います。
そうしたら、次は各社に、実際の建築現場やオーナーのお住まいへ案内してもらいましょう。
モデルハウスは、こういったお客様を想定して…とハウスメーカーが建てた家。
ハウスメーカーの考え方が凝縮された家であるのは間違いありませんが、やはり「住む人」があってこその注文住宅が現実です。

・建築現場では基礎や建材、構造体の確認
・オーナーからは体験談を含めてお家の説明

を聞きましょう。
実際に建てた方が「お話してもいいよ」と言ってくれるのはそのハウスメーカーに対する信頼があるからこそ。
快く実例に案内してくれるハウスメーカーを選ぶのが家づくりで失敗しないコツ、であることは言うまでもありませんよね。

敷地調査は「絶対」か?

ここまできたら、次は実際のプランニング…なのですが、その前にハウスメーカーから「敷地調査」の勧めがあると思います。
敷地調査は各社によって無料、有料の違いがありますが、「めんどくさいし(お金もかかるなら)やらない」…と言ってはいけません!!
家づくりにとって、その土地の強さを調べる敷地調査は必須です。
今後、ハウスメーカー決定につながる実際のプランニングも、敷地調査抜きで行うものははっきり言ってあまり意味がありません。
なぜなら、万が一地盤が弱い場合は間取りの変更につながるうえ、地盤補強が必要ならば予算にも大きな影響が出るからです(ざっくり百万円単位です)。
ですから必ず敷地調査は行ってくださいね(敷地調査について詳しくはこちら→敷地調査の「省略」はダメ!失敗例でわかる重要性

希望の間取りでプランニング

敷地調査が終わったら、これまでの面談でのヒアリングをもとに、ハウスメーカーがあなただけの一棟を設計してくれます(改めて打ち合わせする場合もあります)。
実際に図面になった「我が家」を見ると、頭の中も整理され、より理想の家が見えてきます。
図面を検討し終えたらいよいよ、依頼するハウスメーカーを決める段階=契約になります。
大切な予算、また住宅ローン、補助金などのマネープランニングの相談にも乗ってもらったうえで、現実的にどんな家がどのくらいの価格で建てられるかを比較しましょう。

まとめ~家は人なり。建てる人を信頼できるか?~

契約前に必ず知っておきたいことは、アフターメンテナンスを含め、ハウスメーカーとは長い長い付き合いになるということです。
建てた後、万が一何か起きた時の補償はどうなっているのか。
最低でも30年以上、しっかりといわば家のかかりつけ医として駆けつけてくれるのか。
実際のところ、建てた後の保証については各社様々なのが現状です。
後から「こんなはずではなかった」とならないために、しっかり確認しておきましょう。
家は人なり」という言葉がありますが、「建てる人が反映される」ということはもちろん、「家の良さは関わる人によって決まる」というのが正解です。
ご自身が安心して快適に住む家づくりのパートナーには、深く信頼できるハウスメーカーを選んでくださいね!

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