災害に備えて!一戸建て用貯水タンク「マルチアクア」のすすめ

来るかどうかわからない、でも備えておきたい。災害用備蓄は面倒な手間を省くのが長続きのコツです。
戸建ての家に役立つ、驚きの電化製品&設備を紹介するシリーズ、今回は「ながら貯水」ができる設備を紹介しちゃいます!

非常時・災害時に必要な水の量は?


大災害が起きた時に大変困るのは、電気、ガス、水道などのライフラインが止まってしまうこと。
復旧までに時間がかかれば、赤ちゃんやお年寄りなどがいる世帯では特に困ってしまうことが予想されます。

電気、ガス、水道の中でも、特に重要なのは「飲料水」「生活用水」の不足。
備蓄として考えた時、水はどれくらい必要なのでしょうか。

飲料水は、一日に約3ℓ/日が目安(参考:政府広報オンライン)。

水洗トイレは水があれば停電時でも流せますが、その際トイレ用水として必要なのは多めに見積もって約12ℓ/回。(参考:TOTO公式サイト)
トイレに一日5回行くとすると、12ℓ×5回で60ℓ/日必要ということになります。

4人家族だとすると、最低でも家族全体で確保しておきたい水量は
・飲料水=3ℓ×4人=12ℓ
・トイレ用水=60ℓ×4人=240ℓ
――合計252ℓ
となります。

平均的なお風呂一杯分がざっくり200ℓ程度ですから、結構多く感じますよね。
普段からこんなに多くの水を備蓄しておくことは簡単ではなさそうです。

衛生面にも気をつけて水を用意する必要がある

貯水タンクに貯めておく水は、貯水タンクの衛生状態や、定期的なメンテナンスの有無などによって衛生状態が変わります。災害時などに不衛生な水を飲んだりすれば、何らか健康状態に悪い影響が出てしまう可能性もあります。

災害時に貯めておいた水をただ飲めばいいというものではありません。常に衛生面にも注意を払う必要があるのです。

トイレなどで水を使う場合にも、綺麗で衛生面がクリアされた水を使わないと、何か問題が起きる可能性もあります。

防災を考えて。一戸建て家庭用貯水タンク「マルチアクア」

もしもの時に、なんとかその量の水を簡単に備蓄できないか。
発見したのが非常用貯水機能付き給水管「マルチアクア」です。
住宅には必ずある給水管に貯水機能を持たせることで、いざという時にも水が使える設備です。

いいところは、いわば「ながら貯水」(普段どおり水を使いながら貯水)できるところ。
貯水場所も貯水の手間もいらない!…これなら簡単に貯水できそうです。

もう1つは、水道管に直結しているため、いつもフレッシュな状態の飲料水が貯めておけること。
1本あたり、120ℓの水が貯水できるそうです。(マルチアクア公式サイトhttps://multiaqua.jp/product/

写真はマルチアクア公式サイトより引用

発電でできた水が貯まってる!「エネファーム」

もう一つ見つけたのは、家庭用発電システムとして有名な「エネファーム」
ガスを利用して発電する時に、同時にお湯も沸いて便利な設備ですが、メインである発電機能以外にも、貯めてあるお湯が非常時に給水できるという機能がありました。

こちらは貯水タンクに貯まっている約100ℓのお湯(水)を、雑用水として使うことができるとのこと。
飲用水や調理用、入浴用には適さないそうですがトイレ用水としては十分使えますね。
(エネファーム[東京ガス]https://home.tokyo-gas.co.jp/living/enefarm/index.html

画像はエネファーム公式サイトより引用

一戸建ての貯水槽は定期的に清掃や点検をする必要がある

「マルチアクア」はメンテナンスフリーですが、ある程度期間が経つごとに清掃したほうがいいでしょう。圧力調整器の汚れ、埃の付着等を中心とした清掃をしましょう。汚れ、埃の付着等があると正常に機能しないことがあるためです。

参照:マルチアクア取扱説明書「9.お手入れ」「10.定期点検」より

災害時に備えて一戸建て用の貯水タンクを導入しよう

今回ご紹介した「マルチアクア」も「エネファーム」も、どちらも「ながら貯水」ができるので簡単。「水道を使いながら」「発電しながら」貯水できれば、手間要らずで貯水できます。

災害時にクリーンな水を利用できるよう、導入を考えてみてはいかがでしょうか。

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※ご紹介した各社製品仕様などの正確な情報はメーカー各社にお問い合わせください。

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