「地盤」の強さ・弱さとは? 4つの見極めポイント

地盤
大地震が続き、家を建てる人の間では「強い家」志向が高まっています。
しかし、本当に強く安全な家を手に入れるためには、家だけでなく、その家が建つ「地盤」にも注目する必要があります。
地盤改良が必要になると、大きな費用がかかる可能性も…。
家づくりにとって「地盤」がどれだけ大切か見ていきましょう!
 

このコラムでわかること

  • 「地盤」とは? 地盤の強さ・弱さについて
  • 自分でできる地盤チェックのポイント

「地盤」とは? 地盤の強さ・弱さについて

そもそも、「地盤」とは何でしょう。
家を建てる土地を、目に見える表面だけでなく、建物を支える、ある程度の深さを持つ地面としてみた場合、その土地を建築物に対して「地盤」と呼びます。
もう少し具体的に言うと、土地の中で家づくりに影響する部分・工事が入る部分、というイメージです。

「地盤」と聞くと、たいへん固くて強く、動かないものというイメージでしょうか。
しかし、実際の地盤は、岩や細かい石、砂、土でできていて、中に水分や空気を含んでいます。
つまり、状況によっては変形するのです。

家はとても重たいもの。
それぞれの地盤の上に、その重たい家を乗せた場合を想定してみましょう。
強い地盤なら家をしっかり支えられても、軟弱な地盤だと、対策を講じなければ家の重さで沈んでしまうかもしれません。
家が沈んだり傾いたりしてしまう…そういうことを防ぐために、地盤のチェックが非常に重要なのです。

「地盤」には下図のような多様性があり、土地ごとに強さが違います。
例えば山地は固い岩盤によって成り立っていることがほとんどですが、一般的には海に向かって徐々に強度が弱くなっていくとされています。
地形と地盤

自分でできる地盤のチェックポイント

実際に家を建てる時には、専門の業者による地盤チェックを行う必要がありますが、土地選びの段階で、自分でも可能なチェックポイントについてご紹介します。

ポイント1●「水に関係するもの」は近くにあるか?
近くに水が豊富にある地域だと地盤も水を多く含むと推測できます。
以下のような地点がどれくらいあるかチェックしてみましょう。
・水路や川、橋
・池のある公園
・水田
・竹やぶなど水を好む植生 竹は地下水位が高い所を好むので、水位の目印になります。
・地名 沼、川、谷など、水に関係する文字が入っているなど。今は見えなくても、かつてその地域に水があったなごりかもしれません。

ポイント2●「道路」はどんな状況?
地盤が弱く変形しやすいと、構造物にひび割れなどができることがあります。
建築予定地近くの道路の状況を確認しておきましょう。
・道路のひび割れ、マンホールの蓋の浮き
・暗渠(あんきょ) 川や水路が地下を通っている場所。見た目は道だったり、蓋がされていたりします。

ポイント3●「ご近所」は?
近所のお家の基礎部分や塀に注目してみましょう。
変形したりひびが入っていたりする場合は、地盤の変形に原因がある可能性もあるので要注意です。
・近所の家の基礎のひび割れ
・道路と基礎・塀の不自然な段差・浮き

ポイント4●公開されている情報を調べる
建設予定地の図書館や資料館で、古地図などを調べたり、インターネットで公開されている情報を調べたりしてみましょう。
国土地理院『土地条件図』 その土地の成り立ち(産地なのか低地なのかなど)のほか、特に人の手が入った土地(人工地形。農地や埋め立て地など)かどうかがわかります。
・古地図、災害史など かつて田んぼだったり、水害があったりという情報を地域の図書館、資料館などで調べてみましょう。
・自治体のハザードマップ(公開されている場合) 特に水害が想定される地域は地盤が弱い可能性があります。

まとめ

まずは自分が選ぼうとする土地の地盤条件について、しっかりと知っておくことが何より大切です。
しかし、候補地が軟弱地盤だったとしても、より深い固い地盤を利用するための「地盤改良」を行えば、ほとんどの土地で家を建てることが可能になります。
ただし、この地盤改良にはある程度の費用がかかります。また、その地盤ごとに改良の方法や費用も変わってきます。
総予算の想定のためにも、土地選びの段階から地盤の強さについて意識しておく必要があるのです。
専門家による地盤調査の方法や、地盤改良については今後の記事で触れていく予定です。
そちらも合わせてお読みくださいね。

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