地震に強い家はどれ?木造・鉄骨造・RC造の特徴

公開日: : 最終更新日:2016/12/06 構造, 注文住宅こだわりポイント

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日本で家を建てるなら、地震に強い家というのは絶対に外せない条件ですよね。

でも住宅の工法や構造には、よく知られている「木造」のほかにも「鉄骨造」や「RC(鉄筋コンクリート)造」など様々な種類があって、どれを選べばいいのか決めかねている人も多いと思います。当然、それぞれの工法には耐震性だけでなく、設計の自由度やコストなど、長所や短所があります。こうした特徴を知りながら、皆さんの理想の家づくりにはどれが適しているのかを考えてみてくださいね。

地震に強い家はどれ?木造・鉄骨造・RC造の特徴

この記事でわかること

  • 「木造」の耐震性
  • 「木造」の特徴
  • 「鉄骨造」の耐震性
  • 「鉄骨造」の特徴
  • 「RC造」の耐震性
  • 「RC造」の特徴
  • まとめ…「木造」「鉄骨造」「RC造」のどれを選ぶか?

 

「木造」の耐震性

「木造」住宅の特徴…着工件数ナンバー1!

現在日本で新規住宅の着工件数ナンバー1の工法が「木造」です。

国土交通省の住宅着工統計によれば、平成27年度の居住専用住宅の81.2%が木造で建てられています。

主な構造材に木を使う工法ですが、最も一般的な構造形式としては、日本に昔からある「在来軸組工法」(ざいらいじくぐみこうほう)と、ツーバイフォー工法などに代表される「枠組壁工法」(わくぐみかべこうほう)の2種類があります。

【在来軸組工法とツーバイフォー工法】木造の工法

在来軸組工法

柱と梁(はり)を組み合わせて構造を支える仕組みです。その柱と梁で建物を支えますが、建物の強度を高めるために柱と柱の間に筋交い(すじかい)で補強材を入れて、耐久性や耐震性を高めます。

 

構造自体に比較的制約が少ないため、

・開放的な間取りにも対応しやすい
・増改築しやすい
・狭い、変形しているなど土地に制約があっても建てやすい

という特徴があります。

 

枠組壁工法

北米で生まれた工法です。ツーバイフォー工法では2×4インチ(ツーバイシックス工法は2×6インチ)の枠材でつくった「枠」に、構造用合板を貼り付けて「パネル」を作り、このパネルを組み立てて作ります。つまり、床や壁などの「面」で構造を支える構造です。

主な特徴は以下の通りです。

・気密性、断熱性に優れている
・面で構成されているので力を分散し、地震や台風に強い
・パネルが耐力壁になるので間取りやリフォームの際、融通がきかないことがある

 

木は日本で古くから建築に使われ、馴染みのある構造材ですが、その優しい質感や含まれる成分によってもたらされる安らぎ、環境に負担を掛けないというエコロジーの観点からも再注目されています。

また、木造の着工件数が最大であることは技術や材料の発達にも貢献しており、構造材や外内装材の種類が幅広いこと、予算に応じて柔軟に建てられるといった点も大きなメリットです。

研究や技術進歩によって新しい工法も登場しており、さらに優れた耐震性を備えるといった最新工法ならではのメリットもあるので、合わせてチェックしてみましょう。

在来軸組工法に関しては、設計自由度が高いぶん、施工技術力も重要です。木造を選ぶ場合には、経験と実績のある建築業者を選ぶことが良い家を建てる条件の一つです。

 

「鉄骨造」の耐震性

「RC造」の特徴…丈夫な鉄筋コンクリーと(RC)造

引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを一体化させて建物を支えている構造が「RC(鉄筋コンクリート)造」です。

建物には上からかかる圧縮力以外にも、地震の時などは建物が変形し、場所によって圧縮や引っ張りの力がかかるので、引っ張り力に強い鉄筋と圧縮力に強いコンクリートを、RC造はうまく組み合わせた工法となります。

RC造の特徴には以下のものがあります。

・耐久性があり、地震、火事に強い
・音にも振動にも強い
・現地で鉄筋を組み、コンクリートを流すため工期が比較的長い
・重みがあるので地盤改良が必要になる場合もある
・コンセントの位置などは早めに決めないといけない
・室内の壁もRCで造るので、リフォームの対応が限られる

RC造は、配筋のピッチやコンクリートの配合を変えることにより強度を高めることもできるので、ビルやマンションなどの大型建築などで多く採用されています。

「RC造」の耐震性

 

「鉄骨造」の特徴…工業化で工期が早い

鉄骨造とは柱や梁などの主要構造材を鉄や鋼でつくった構造のことです。使う鋼材の厚みが6mm以上のものが「重量鉄骨」、6mm以下のものが「軽量鉄骨」で、「重量鉄骨」は主にビルなどの大型建築物に、「軽量鉄骨」は住宅に多く用いられます。

鉄骨造の特徴には

・工場で材料が生産、管理されているので現場での工期が比較的短く、品質も安定している
・重たく大きな部材を使うので、面している道路が狭い土地では建築が難しい
・開放的な大空間を作りやすい
・鉄は木に比べて重いため建物自体が重くなり、地盤改良が必要になる場合がある

というものがあります。

鉄骨で家を建てる場合、強度計算や構造材の生産をその都度行うのは大変なので、鉄骨造を取り扱っているのは国の認定を取った大手ハウスメーカーがほとんどです。

まとめ…「木造」「鉄骨造」「RC造」のどれを選ぶか?

今回ご紹介したように、「木造」「RC造」「鉄骨造」ともにそれぞれ、色々な特徴をもっています。下図に簡単にまとめましたが、その材料と構造形式の違いによって、家の特徴にも違いがあります。

【図】工法の特徴比較工法特徴の比較表

家の構造は、家の間取りや安全性に直結する部分です。

家づくりは現実的には限られた予算の範囲内で行うもの。

コストはもちろん、堅牢さ、安全性もしっかり考え併せながら、取り換えのきかない家の構造に求めるものをまとめておきましょう。

また、メーカーによって扱える構造も違いますので、依頼先を決める前にある程度「木造」「鉄骨造」「RC造」のどれにするかを考えておくと理想の家とのズレが少なくてすむでしょう。

クレバリーホームの家は「木造」で、「在来軸組工法」の設計の自由度と「枠組壁工法」の耐震性をハイブリッドした、「プレミアム・ハイブリッド構法」という新しい考え方でできています。木の良さを生かしつつさらに耐震性を高めた新しい構造に興味のある方は、ぜひお気軽にお尋ねください。

クレバリーホーム 公式HP
http://www.cleverlyhome.com/ technology/

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