この記事では、平屋をご検討している方に向けて、実際のおしゃれな間取りアイデアを間取り図・写真つきで紹介します。
暮らしやすくおしゃれな間取りアイデアは、実際に平屋注文住宅を考える際の参考になります。
理想の平屋マイホームを建てるための取り組み方も解説しますので、土地探し・ハウスメーカー選びの参考にもどうぞ。
幅広い世代に人気の平屋注文住宅
昭和~平成の時代は土地を有効活用できる2階建てが主流でしたが、最近は平屋注文住宅の人気が高まっています。
階段の上り下りがなくバリアフリーの平屋は、移動負担が少なく老後までそのまま暮らしやすいのがメリット。建築技術の進歩でマイホームの寿命が長くなり、若い世代の方でも老後を見据えて平屋を選ぶケースも増えています。
また平屋は家族の存在を近くに感じられるのも特徴で、子育て世代の方にも人気です。お庭との距離感が近いため、お子様やペットを自由に遊ばせてあげたいと平屋注文住宅を選ぶ方も。
平屋にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、幅広いライフスタイルの方におすすめできる選択肢です。
こちらのコラムでは、平屋と2階建てのメリット・デメリットを詳しく比較しています。
平屋注文住宅のおしゃれな間取りアイデア
さっそく実際の平屋注文住宅から、おしゃれな間取りアイデアをピックアップしてみましょう。
それぞれのお住まいにはほかにもたくさんのアイデアが盛り込まれているので、気になるお家はぜひ詳細ページもチェックしてみて下さい。
①開放感抜群の吹抜けリビング
2階のない平屋の構造を活かし、屋根までの大きな吹抜けで開放感あふれるリビングに。
吹抜けの一部は階段でつながる小屋裏収納にして、使用頻度の低いものをしまっておける空間になっています。
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小屋裏収納
②お庭との距離感が近い平屋
お庭に出やすいメリットを活かし、おしゃれで効率的なライフスタイルを実現した平屋注文住宅実例です。
サニタリールームのすぐそばに物干し場を配置し、洗って干すまでの動線をコンパクトにまとめています。
玄関のシューズクロークには、自転車やお庭の手入れ道具などを収納でき、土間続きなので汚れも気になりません。
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③コンパクトで効率の良い動線
主寝室とLDKをつなぐウォークインクローゼットは、通路・収納の二役を持つ効率的な間取りアイデア。
玄関とは別ルートでぐるっと一周できる回遊動線ができ、平屋全体の生活効率がアップしています。
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④同じ空間でゆるやかにゾーニング
家族の存在を近くに感じられる平屋のメリットを活かしつつ、LDKをゆるやかにゾーニングしてそれぞれの過ごし方もできるような間取りに。
大きな掃き出し窓に面したリビングは、お庭で遊ぶ愛犬を見守ることもできるレイアウト。
ダイニングの一角にはパソコンスペースを設け、リビングの家族の存在を感じながらお仕事や調べ事にも集中できます。
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ほかにもおしゃれで暮らしやすい平屋注文住宅実例を掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。
理想の平屋を建てるための取り組み方
メリット・デメリットを把握する
前述したように平屋注文住宅にはメリット・デメリットがありますので、具体的に取り組む前にまず両方把握しましょう。
※平屋のメリット
- 階段がなくバリアフリー
- 2階が無いので構造的に強い
- メンテナンス費用を抑えられる
- 屋根裏空間をロフトや収納に活用しやすい
階段のないバリアフリー生活は、老後の生活はもちろん、子育て世代の方にも大きなメリットとなります。2階がないことによる構造的・間取り的なメリットも大きいです。
※平屋のデメリット
- 2階建てより広い土地が必要
- 同じ面積だと2階建てより坪単価が高くなる
- 水害の際2階に避難できない
- 防犯・プライバシー対策が必要
2階建てと同じ床面積を平屋で確保する場合、より広い土地が必要になるのは注意すべきデメリット。また2階建てより屋根・基礎の面積が増えるので、坪単価が高くなる傾向もあります。平屋の費用面については、次の章で詳しく掘り下げます。
また2階がないことで、水害時に避難場所がない、防犯・プライバシー対策をしないと窓を開けにくいといったデメリットもあります。
平屋には良い面・悪い面両方あることを把握し、デメリットはしっかり対策しましょう。
動線効率を考える
坪数にもよりますが、平屋は2階建てよりワンフロアの床面積が広くなりますので、毎日の生活や家事に関連する動線効率をしっかり考えましょう。
動線とは移動経路を線でつないだもので、長くなるほど生活や家事の効率が落ちてしまいます。例えば、玄関とキッチンが平屋の両端にあると、お買い物から帰ってきて冷蔵庫まで荷物を運ぶ動線が伸びて負担が増加します。
逆に生活・家事に関する間取りを上手に配置できれば、動線効率が良く暮らしやすい平屋になるのです。
平屋の間取りプランを考えるときは、動線効率にも注目してみましょう。プランができたら図面を見ながら一日の生活をシミュレーションし、動線のムダがないか確認してみてください。
土地にこだわる
生活のすべてを1階で過ごす平屋は、土地選びにこだわることも大切です。
例えば周囲の家や建物が近い土地に平屋を建てると、リビングや寝室で視線が気になりカーテンを開けられないケースが考えられます。フェンスや生垣などで対策はできますが、敷地に余裕があると選択肢が広がり理想的な環境をつくりやすくなるでしょう。
平屋はウッドデッキやテラスなどアウトドアリビングとの相性も良いので、広い土地に建てるメリットも大きくなります。
また2階のバルコニーに洗濯物を干すことができないため、日当たりの良い土地を選ぶことも大切です。2階建てでも土地の日当たりは大切ですが、平屋の場合はさらにこだわって選んでみましょう。
土地探しのポイントはこちらのコラムで詳しく解説しています。
平屋が得意なハウスメーカーを選ぶ
注文住宅は会社選びが重要ですが、平屋を建てる場合は平屋が得意なハウスメーカーを選ぶことも大変重要です。
今回ご紹介した平屋の間取りアイデアや取り組み方を、お客様ご自身が把握することも大切です。しかしマイホームの最終的なクオリティは、ハウスメーカーの技術力・提案力に大きく左右されます。
特に平屋は2階建てとは違う考え方が必要になる部分も多いため、ハウスメーカーの経験が求められます。
平屋専用プランを用意していて、デザイン・暮らしやすさにこだわれるハウスメーカーを選びましょう。
クレバリーホームの平屋商品「Granshare(グランシェア)」は、家族が集まるセンターリビング、家事ラク動線など工夫が盛りだくさん♪平屋をご検討の方は、ぜひこちらの詳細もご覧下さい。
平屋注文住宅は相場より高くなる?
平屋は、同じ床面積の2階建ての相場と比べて建築費用が高くなると言われています。
平屋は2階建てより屋根や基礎の面積が増えるため、該当箇所の材料や工事費は少し高くなります。しかし平屋は階段が不要なため、単純計算で屋根や基礎の面積や費用が2倍になるわけではありません。
また効率の良い間取りアイデアでコンパクトかつ暮らしやすい平屋を建てれば、2階建てより建築費用を抑えられるケースも多いです。
コストパフォーマンスに優れるシンプルモダンテイストを選んだり、LDK中心の生活で寝室をコンパクトにしたり。クオリティを下げずにコストダウンする工夫はたくさんあります。
「平屋は高いからムリ」と選択肢から外すのではなく、コストを抑えて実現する方法も考えてみましょう。
まとめ
階段がなくバリアフリーの平屋注文住宅の暮らしは、子育て・老後など幅広いライフスタイルにピッタリです♪
これからマイホームを建てる方は、ぜひ選択肢の一つとして平屋も検討してみてください。
クレバリーホームは平屋商品「Granshare(グランシェア)」をご用意しています。間取り・土地探し・資金計画など、どんなことも全国のモデルハウスでお気軽にご相談ください。
またクレバリーホームでは、ハウスメーカーでは珍しい平屋のモデルハウスもご用意しています。実物で平屋の雰囲気や間取りアイデアをご体感できますので、ぜひお気軽にご来場ください。

クレバリーホーム

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