二世帯住宅は防音対策でトラブルレス!


二世帯住宅で失敗しないために大切なポイントはなんでしょう。
間取り? コミュニケーション? 共有部分の考え方?
もちろん全て大切ですが、見落とされがちなのが「音」の影響。
防音対策をしっかりととって、円滑に二世帯生活をスタートさせましょう!

このコラムでわかること

  • 二世帯住宅≒集合住宅。無策は「音トラブル」の元!
  • 二世帯住宅の防音対策は?
  • まとめ~二世帯対応の十分な防音対策には「意識」が必要~

二世帯住宅≒集合住宅。無策は「音トラブル」の元!


夫婦とその子どもたちだけが暮らす家では、子どもたちの走り回る音や大きな笑い声・話し声が、大きく気になることはないと思います。
むしろ幸福な風景のBGMかもしれません。

しかし、マンションなどの「集合住宅」では、階上、階下の物音が聞こえてくることでトラブルが起きることも。
「テレビの音がうるさい」「走り回る足音がうるさい」「モノを頻繁に動かす音が苦痛」…。
生活時間帯の違いや価値観の違いがある別の家族・世帯が建物を共有して住んでいるのですから、無策だとトラブルが起きるのは理解できます。

一方、二世帯住宅はどうでしょう。
二世帯住宅は法律上の定義はなく、一般的には親・子(+孫)が同居する住宅を主に指す言葉です。
感覚的には「家族が暮らしている家」であり、それをマンションなどの「集合住宅」と同じだと思う人は少ないのではないでしょうか。
しかし先ほどの「生活時間帯が違う」「価値観が違う」という本質的な部分では、二世帯住宅はむしろ「集合住宅」
こと、生活音の伝わり方に関してはそう捉えたほうがトラブル予防になるのです。

二世帯住宅の防音対策は?

では、具体的にはどう防音対策をすればよいのでしょうか。
クレバリーホームが採用している対策の一部を具体的に見てみましょう。

①階下への音の伝わりを減らす
クレバリーホームでは防振吊木(ぼうしんつりき)という部材を採用しています。
これは人が歩く音が階下に伝わらないようにするためのもの。
振動を吸収し、空気層が音を拡散させるため、階上の生活音を軽減します。
また、一階の天井裏に断熱材を敷くことで空間を伝わる音も遮ります。

②排水音を減らす
階上にトイレやキッチンがある場合、夜など静かな時間帯には拝水温が意外と響くものです。
これに対して、上下巻を通る排水管を「防音排水管」として音の低減を図ります。

③生活音自体を減らす
最近では、例えばシンクの水はね音など、日常でどうしても出る音を少なくする工夫がされている設備が充実してきています。
クレバリーホームではそういった設備を積極的に採用、おすすめしています。

こう書くとそれほど大がかりではないのか、と思われるかもしれませんが、これらの総合的な積み重ねで二世帯でも快適な家が建てられるのです。
先ほどの例はクレバリーホームが採用している一部にすぎません。
どのハウスメーカーと建てるにしても、
・足音や物の落下音などの伝わりにくさ
・話し声などの伝わりにくさ
・騒音の伝わりにくさ

を高めるための対策がどうなっているのかを確認してくださいね。

まとめ~二世帯対応の十分な防音対策には「意識」が必要~


一般的な住居用の家を建てる場合、必ず確認されるのが「建築基準法」という法律です。
この法律には、安全で健康な住まいを得るために最低限必要なことが定められていて、現在建てられる住宅は全てこの法律のチェック項目をクリアしています。
しかし、基準法では共同住宅の境界壁の遮音性だけが簡単に定義されているだけで、人によっては気になる音までは、十分な対策が取れているとは言いにくいのです。
また、住宅の品質確保の促進等に関する法律にもとづく「住宅性能表示制度」では、音環境についてもチェック項目がありますが、これは「共同住宅」でのオプション項目となっています。

つまり、一般的な住宅では最低限の防音、遮音対策以外は強制的に行われないため、特に音が気になる二世帯住宅では自ら防音、遮音対策をとることが大切になってきます。

クレバリーホームでは、そういった防音、遮音対策についてもしっかり取り組んでいます。
二世帯住宅は「あなたの期待を超える家づくり」をコンセプトとしたクレバリーホームにお気軽にご相談くださいね!

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