二世帯住宅の玄関は「分ける/分けない」? 玄関共有のメリット・デメリット | クレバInfo|くらし楽しく快適に賢い住まいのヒント

二世帯住宅の玄関共有がおすすめな理由 共有・分離それぞれのメリットデメリットとは

二世帯住宅でまず問題になるのは「玄関を共有するかどうか」。
自然とコミュニケーションが取れる「共有玄関」? それとも気兼ねのない「別々玄関」?
それぞれのメリット・デメリットを考えあわせて、選んでくださいね!

この記事でわかること

  • 玄関は「必ずだれもが通る場所」
  • 二世帯住宅で「玄関を共有する」メリット・デメリット
  • 「玄関を分ける」メリット・デメリット
  • まとめ~二世帯住宅では「玄関を分けない」のがおすすめ~

玄関は「必ずだれもが通る場所」


昔から、日本建築の玄関はその家の格式を示す役割が重視されていました。
そのため日本人には「玄関を立派に見せたい!」という欲望があるようで、昭和時代の建築分野の話題では「玄関のスペースが居室のスペースを小さくしてしまう」と指摘されていたようです。

しかし、本来玄関は「必ずだれもが通る場所」。
多くの人が靴を脱ぎ履きし、荷物を出し入れし、はたまた近所の人との簡単な応接など、多くの機能を持つのが玄関です。
現代では「格式・立派さ重視」というよりも、「行き来しやすい」「脱ぎ履きしやすい」「靴、アウトドア用品の収納もしたい」という現実的な希望が重視され、ファミリー玄関など新しいタイプの玄関が生まれています。(ファミリー玄関についてはこちら→玄関に採り入れたい、人気の「ファミリー玄関」と「土間収納」

二世帯住宅においてはこの玄関を「分けるか分けないか」はかなり重要なポイントになってきます。
以下、二世帯住宅で玄関を共有するメリット・デメリットをご紹介します。

二世帯住宅で「玄関を共有する」メリット・デメリット

【メリット】

・玄関スペースを広くできる
玄関を共有しないと土間、靴箱など、必ず必要なスペースが二倍必要ですが、共有すると省けるもの・兼用できるものも多いため、玄関が広くできます
玄関が広いと、車いす等もスムーズに入り、高齢者でも利用しやすくなります。

・家族間・地域間のコミュニケーションが自然と増える
玄関で家族に会ったり、各世帯を訪ねてきた近所の方とご挨拶したりなど、交流が自然と増えます
高齢者を狙う不審な訪問者などのチェックもでき、防犯上のメリットもあります。

・宅配便の受け取りができる
ネット流通が増え、宅配便の件数がうなぎ上りです。
玄関を共有しておけばどちらかが不在でも、荷物の受け取りができます。
お出かけがしにくくなった高齢者には特に宅急便で何かを届けてもらう傾向も強くなります。

【デメリット】

・部屋取りに配慮が必要
玄関と隣接する場所に寝室を設けてしまうと、生活時間帯が全く違う場合は、玄関での出入り、話し声などがうるさい場合があります。
残業や飲み会の深夜帰宅で親世帯をおこしてしまう、ご近所とのおしゃべりが長く、ゆっくりしたい子世帯が困ってしまう、などの事例があります。

「玄関を分ける」メリット・デメリット

【メリット】

・お互いへの気兼ねがない
生活時間が違っても気にしなくてよい場合が多くなります。
また、訪問者も多世帯への気兼ねがありません。
世帯をはっきりでき、互いへの過干渉が防げます。

・将来の賃貸経営などの選択肢が増える
将来空室となった場合賃貸にしたり、孫世代が結婚して戻ってきた時に気兼ねなく住めるなど使い方の選択肢が増えます。

【デメリット】

・玄関スペースが二つ必要で、その上動ける面積が狭くなる
家に占める玄関スペースの割合が高くなります。
また、建設面積が限られている場合はとくに、各々の面積が狭くなってしまいます。
その結果、車椅子の動ける余裕や、ゆっくりした動作を補助する手すりなど、高齢者が玄関に必要とする機能を持たせにくくなります。

・意識しないとコミュニケーションがとれない

内部でドアを繋げる(行き来できる)ような工夫がない場合は、二つの家がくっついている状態なので、意識しないとコミュニケションが取れません。
生活時間帯が違えば、数日間会わないということも。
互いの訪問者も確認できないため、防犯性は低くなります。

まとめ~二世帯住宅では「玄関を分けない」のがおすすめ~

メリット・デメリット、いかがでしたでしょうか?
それぞれのメリット、デメリットを見ていただきましたが、クレバリーホームの「推し」はどちらかというと「共有玄関」です。
玄関×二つよりコンパクトでありながら、ひろびろとしたバリアフリー対応にできること、そして何より多世帯がふれあうメリットが大きいと考えるからです。

例えば下の間取りでは玄関ホールから先は両世帯の動線が分かれています。

共有玄関ではこのような工夫をすることで各々のプライベートもしっかり保つことができ、適度なコミュニケーション、また面積・機能上というメリットはそのままです。
もちろん、分ける・分けない、どちらにも良さがありますので、家族みんなが笑顔になる二世帯住宅を基準に、ご自身のご家族にぴったりの玄関を考えてみてくださいね!
二世帯住宅についてのご質問も、お気軽にクレバリーホームへどうぞ!

クレバリーの多世帯住宅は、「あったかい」。 クレバリーホームの公式サイトはこちら♪CHバナー2



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