テラスでつながる完全分離の家 二世帯モデルプラン間取り図②


二世帯住宅を考えるなら、実際の間取り図を見るのがいちばん!クレバリーホームのモデルプランで、自分たちに合う二世帯住宅を考えてみてくださいね。今回のテーマは「完全分離」。けれど、テラスを通じてお互いを感じあえる住まいです。

この記事でわかること

  • テラスでつながる完全分離の家 間取り図読解!
  • 全体 共有部分の確認
  • 1階 親世帯の間取り
  • 2階 子世帯の間取り
  • まとめ~二世帯住宅の間取りは「暮らしシェア率」で考える~

テラスでつながる完全分離の家 間取り図読解!

「自分の家族に合う二世帯住宅って、どんな感じ?」という疑問が生まれたら、たくさんの具体的な間取り図を参考にするのが近道です。
今回は、親世帯と子世帯が全て別々に住む「完全分離」タイプの間取りがテーマ。
両世帯に専用の玄関があり、一階に親世帯、二階に子世帯が暮らすプランをご紹介します。
開放的に縦に伸びるテラスが、それぞれの暮らしの気配をゆるやかに感じさせるのが特徴です。
ご自身の家族が実際にこの家に住んだつもりで「ここがいいな!」「これはもっとこうしたい」と考えてみてくださいね。

全体

まずは家全体をざっくりと把握しましょう。
1階に親世帯、2階に子世帯が住まうことを基本にしたプランです。


【延床面積/204.53㎡(61.86坪) 1階床面積/105.99㎡(32.06坪) 2階床面積/98.54㎡(29.80坪)】

毎日の暮らしでの「共有空間」はありませんが、黄緑色で囲んだ部分がテラスを中心にした「つながり空間」です。

起床から就寝まで各々のリズムで暮らしながらも、お互いの気配を感じあうことができます。週末や家族の記念日などで二世帯が交流したい時にはテラスを中心に生まれるリビング、ダイニング、和室の回遊動線が自然なふれあいを演出します。

1階


玄関には、車椅子も余裕で収納できるシューズクロークがあり、全体としてmモジュール(メートル/メーターモジュール)を基本としたゆったり幅の動線で歩行器や車いすでも余裕を持って動けます。
「モジュール」とは? 尺モジュールとmモジュールどっちがいい?

①南向きの広々としたキッチン・リビング・ダイニング、和室、そしてテラスエリア、②洗面所の洗濯機→物干しデッキエリアの二か所では、ゆったりと「回遊」(ぐるぐると回ること)でき家事がはかどります。
寝室は少し落ち着いた中ほどに。
ゆったりとしたウォークインクローゼットは収納能力もたっぷりです。

2階


2階へは、子世帯専用の階段ホールから上がります。
二階も、家事がしやすいことを積極的に考えたプランになっていて、特に洗濯動線については梅雨時や、夜の洗濯でも「HOSUピット」で室内干しできるほか、雨、風を気にせず天日干しできるインナーバルコニー周りの回遊動線を確保。
二つある子供部屋は、独立すれば将来は書斎や仕事部屋、趣味の部屋として使うことができます。

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かなり収納力を重視したプランで、寝室のウォークインクローゼットの使い勝手などにも注目していただきたいプランです。

まとめ~二世帯住宅の間取りは「暮らしシェア率」で考える~


二世帯住宅を考える時、知っておいていただきたいのが「暮らしシェア率」という言葉。
二世帯住宅は例えば水回り、玄関など、どこまで何を共有するかによって、同じ「二世帯」と言ってもまったく住まい方が変わってきます。
生活のどれくらいを共有できるのか、しっかり考える方法のひとつが「暮らしシェア率」なのです。
暮らしシェア率0%完全分離から始まり、キッチン、トイレ、お風呂、玄関、その他諸々を共有すればするほどシェア率が高くなって完全同居に近づきます。
今回ご紹介したプランニング、は普段の暮らしでの共有部分が全くない、0%の暮らしシェア率=完全分離型です。
暮らしシェア率について詳しくはこちら→二世帯住宅の共有部分は「暮らしシェア率」で考えると失敗しない!

今回の間取りはいかがでしたでしょうか。
自分たちにちょうどよくフィットする、家事がラクになり、家族とのコミュニケーションもラクになる、そういったオーダーメイドの家づくりが注文住宅の醍醐味です。
これからも、具体的な間取り図を紹介していきます。具体的なプランを参考に、ご自身にぴったりの家づくりを成功させてくださいね!

ぴったりの二世帯、あります。 クレバリーホームの公式サイトはこちら♪CHバナー2