「ニッチ収納」とは?部屋が狭くても壁に収納、実例紹介


「ニッチ」とは、「壁のくぼみ」という意味。
「部屋が狭くて収納が増やせない(泣)」というあなた、いえ、まだこの「壁収納=ニッチ収納」がありますよ!!
どんな種類があるのかさっそくみてみましょう。

この記事でわかること

  • 部屋が狭いなら「壁」まで活用!
  • トイレ収納&スリッパ収納は機能的
  • 美しい、基本の「ニッチカウンター」
  • 応用編「ディスプレイ&ギャラリー棚」
  • まとめ~新築は初めからニッチを取り入れて~

部屋が狭いなら「壁」まで活用!


編集部には日々、働きママ&パパたちの悩みが寄せられます。
特に多いのは「片付け」「収納」に関するもの。
今回は「収納を作りたいがスペースがない!!」というお悩みについてのお答えです。

玄関には小物やスリッパが散乱してませんか?
トイレや洗面所も、入れる隙間がなく床置きになってませんか?
今ある収納はすでにいっぱい、という時に、新築でもリフォームでも、救いの神がいます。
それはズバリ「ニッチ収納」

ニッチ(niche)とは「壁のくぼみ」という意味
もともと西洋建築で壁や柱の垂直面に作った「壁龕(へきがん)」というくぼみに、彫刻などを飾る場所のことです。
ギリシャ建築やローマ建築などを思うと、何となくイメージできそうです。

しかし、現代の日本ではこういった美的な演出はもちろん、実用的な収納スペースとして進化を遂げています。
何と言っても、床面積が少なくても壁内部にあのお悩みのアレコレが収納できるのです。
さっそく具体的に見ていきましょう。

トイレ収納&スリッパ収納は機能的

お部屋が片付かないというお悩みがある方にまずいちばんにおすすめしたいニッチ収納。
それは「トイレ収納」「スリッパ収納」です。

●トイレ収納

写真を見て「スリムすぎない?」と思われるかもしれませんが、これで十分収納力があるんです。
ここにはトイレットペーパーやトイレお掃除洗剤、消臭剤の替え、おむつなどを入れます。
オープン棚でも使いやすいですが、可能なら扉付を選択すると見た目もスッキリ!
買ってきたストックのトイレットペーパーやティッシュなども、持ち帰ってすぐにここに入れれば床置きになることもありません!

●スリッパ収納

下駄箱内に入れればいいんだけど、使う人が来るたびに開け閉めするのが面倒で…と出しっぱなしのスリッパ。
急いでいる時にひっかかってしまうなどイラッとすること、ありませんか。
このように専用の場所を作ってあげればホントにすっきり!します。
こちらもほんの少しの壁があれば十分です。
クレバリーホームが開発したスリッパ収納、扉ありのタイプは上部に鍵掛けまであり、オープンはサッと取り出せて便利です☆

美しい、基本の「ニッチカウンター」


ということで、こまごましたモノが片付いたら、次は空間演出も兼ねる収納に向かいましょう。
まずは本家の「ニッチカウンター」。
花瓶を置いたり、絵を飾ったり、ちょっとした空間演出が可能です。
コンパクトな家でも、最高に「美しい家」「楽しい家」にすることができますよ。

この応用で、新築時ならばニッチカウンターの内部にスイッチやコントローラーパネルを入れるスペースにするということもできます。

応用編「ディスプレイ&ギャラリー棚」


コレクションや作品を美しく飾りながら収納したい!!という時にはニッチカウンターで我慢せず、さらに天地に広げ、小さなギャラリーを作りましょう。
階段手摺壁に設置できるウッディフレームは、小物を収納・飾れるだけでなく「明り取り」機能もあり、おすすめです。

まとめ~新築は初めからニッチを取り入れて~

そういったわけで、実用性と美しさを兼ね備えたニッチ収納は現代の日本住宅には必須の収納スペースです。
特に新築時には、当初から計画しておくと入居してからがとても楽。
トイレや洗面など、「そこで何をするか」がはっきりしている部屋には、そこで使うものを入れておく場所は必ず必要です。
壁面を利用するニッチの良い所は広い場所がなくても作れるところ。
壁を見る時は「ここに収納が作れないか」という視点を持ってもいいかもしれません。
なおクレバリーホームでは、実際にママたちが開発した収納シリーズ「MONOプレイス」を提案しています。
今回ご紹介したものの他にも、タオル掛けと収納場所を兼務したタオル収納、子供の成長に合わせて部屋内を動かせるムーブクローゼットなど「こんな収納が欲しかった!」というアイディアがたくさん。
ぜひ一度、お近くの支店でチェックしてみてくださいね!

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