30坪の土地で暮らしやすい家づくりをするポイント

30坪の土地で暮らしやすい家づくりをするポイント


30坪の土地があったら、一体どれくらいの大きさの家が建つのか。概念図やプランで、30坪の土地とそこに建てられる家を具体的にイメージしてみましょう!

この記事でわかること

土地を買う前に「土地の広さと建つ家のイメージ」をつかもう!


マイホームを建てるための土地。
交通の利便性や周囲の環境も気になりますが、いちばん大切なのは「建てたい家が建てられる土地なのか」「広すぎず狭すぎないちょうどよい土地か」ということ。
実際には土地探しを始めたばかりの頃は具体的なイメージを持つのはとても難しいもの…なのですが、そのまま進めてしまうのはおすすめしません。
買った土地が「理想にしていた家が建たない土地だった」という恐ろしい失敗もあるからです。→土地選びで失敗しないためには「道路」「地盤」確認! 家づくり怖い話
人生で最も高い買い物「土地選び&家づくり」で失敗しないためには、
①そもそもどんな家を建てたいのか?=家の広さ、価格、譲れない条件
②買おうと思っている土地にはその家が建つのか?

という確認が最低限必要です。

今回は②を考えるためのお手伝い。
具体的には「30坪の土地に、どれくらいの家が建つのか?」ざっくりイメージが持てるように簡単に解説します!

30坪の土地の広さとはどれくらい?

土地選び、家づくりで頻繁に出てくる「坪(つぼ)」という単位は、日本古来の単位です。
この一坪(ひとつぼ)とはざっくり「畳二畳分」の広さのこと。
そして、この畳二畳を並べて正方形にした「一坪」の一辺の長さが、家づくりでよく出てくる単位「一間(いっけん)」です。
この一間は約1820mm=180㎝。背の高い大人が寝ころんだくらいの長さです。
ちなみに、一間は尺貫法で表すと「六尺」になります。
まとめると
畳の長辺が一間(六尺)=約1820㎜
短辺が半間(三尺)=約910㎜
畳二畳分が一坪=六尺×六尺=約3.306㎡

です。

前置きが長くなりましたが、そこから考えると30坪は畳二畳分の正方形が30個ある広さということになります。
実際には縦横の長さには無限のバリエーションがあるわけですが、例えば図のように5間×6間も、4間×7.5間も、同じ30坪ということになります。

建ぺい率に注意!土地を丸々使うことはできない

次に家の広さをイメージしましょう。
実はこの30坪の土地、面積の目一杯を家に使えるわけではありません。
日本中どの土地にも、法律で「建ぺい率」というものが定められていて、その率から「家に使ってよい面積」が決められてしまうのです。
「建ぺい率」とは? 同じ面積の土地でも、建てられる広さが変わる!

しかもその建ぺい率は、自治体ごと、またその土地に設定されている使用目的(用途地域)ごとに異なる率が適用され厄介なのですが、ここではざっくりイメージするために、建ぺい率60%として考えてみましょう。
「用途地域」とは? 理想の家が建つ土地、建たない土地

建ぺい率とは、ある土地に対して、家に使ってよい面積の割合です。
なので、実際に家に使ってよい面積は
30坪×建ぺい率60%=18坪となります。
今回のモデルでは18坪まで家に使えるということになります。

30坪の土地で暮らしやすい間取りの家にするためのポイント

ここでは、暮らしやすい間取りのポイントを7つお伝えします。
工夫次第で30坪の土地の家が広く開放的かつ、すっきり見えるテクニックも紹介するので間取りを考えるヒントにしてみてください。

水回りを1箇所にまとめた生活動線を重視した間取り

水回りを1箇所にまとめることで生活動線がスムーズになり、暮らしやすくなります。
家事動線や洗濯動線などをまとめることで、毎日の家事が楽になりストレスのない暮らしを叶えることができます。

吹き抜けや天窓を組み込むことで開放的に

吹き抜けや天窓があると、広々とした空間が生まれます。日光がよく入り開放的な気持ちになれるので、爽やかな気分で1日をスタートできます。30坪の土地に建つ30坪の間取りの家であれば吹き抜けを設けても、生活空間の確保は可能です。もちろん、吹き抜けなどにしたことで居室がなくなったり、部屋が狭くなったりすることがありますが、明るくて開放的な家を建てたいなら、吹き抜けや天窓を間取りに組み込むことも考えてみてください。

屋根裏部屋やロフトを利用して家具を減らすことも

屋根裏やロフトを用意することで、収納スペースが広くなり生活スペースを確保できます。例えば、しばらくは使用しないであろう引き出物や書籍などを収納することで、生活スペースを圧迫せずに済みます。このように屋根裏やロフトは、使わないけれど捨てられない物が多い人におすすめで、取り付けることで30坪の間取りの家をストレスなく活用することができます。

スキップフロアで空間を広く活用する

スキップフロアとは、床の一部に高低差をつけて小上がりや1階と2階の間に中2階という空間をつくるものです。壁や扉といった仕切りを設けないので、程よい距離感でお子様がおもちゃで遊ぶ姿を見守れたり、ワークスペースとしても活用できたりします。スキップフロアの下は有効な収納スペースとしても活用できるので、空間をスッキリさせて広く活用することができます。

駐車スペースを確保するならビルトインガレージ

30坪以下の狭小地の場合、駐車スペースを設けることは難しい場合があります。そんな時はビルトインガレージの家にしましょう。何より車が建物内に駐車できるので、車の盗難対策には万全です。
また、ガレージ内に出入り口を設けていれば雨の日も濡れずに出入りができます。3階建てにする工夫で居住スペースにも影響なく、ビルトインガレージを配置できます。

天井を高くする

天井を高くするメリットは、何より圧迫感がなくなり開放感が出ることです。
また、室内の奥行きまで広がる視覚効果ももたらします。例えば、広く見せたいリビングは高くしたりゆったりと落ち着きたい寝室は低めにしたりと雰囲気を変えるのもおすすめです。

一部屋は広い部屋にする

家族の集まるリビングを思い切って、広い部屋にしてみましょう。リビングが広いと開放感が増します。
また、家族が集まり同じ空間にいながら各自のパーソナルスペースを確保できます。家族が同室で過ごすことによりコミュニケーションも取りやすくなります。

土地30坪での間取り図

建坪18坪までの家がどんな感じか、クレバリーホームのモデルプランから見てみましょう。※建坪=建物が土地に占める面積。建築面積。大ざっぱにイメージするなら一階の面積。
一つ目は約16坪の建坪で考えた「3LDK」間取り図。
こんな感じです。


1F床面積/52.99㎡(16.02坪) 2F床面積/52.99㎡(16.02坪) 延床面積/105.98㎡(32.04坪)

二つ目は同じく約16坪の建坪で考えた「4LDK」間取り図。

1F床面積/52.99㎡(16.02坪) 2F床面積/52.99㎡(16.02坪) 延床面積/105.98㎡(32.04坪)

畳コーナーが和室として収納も加え独立しています。
また全体的に、部屋数が増えた分を収納部分の見直しで補っていることがお分りいただけると思います。

逆に言えば、部屋数を減らしたり、子供部屋の間仕切りをなくしたりなどの工夫で、各部屋のゆとりを出す・収納を増やす対応もできるということです。
が、土地選びの段階でははじめからギリギリで考えていくよりも、まずはその家に住む人にとって必要な部屋数や広さを、ゆとりをもって考えていくのがおすすめです。

30坪の土地に立つ家→建坪18坪以内(建ぺい率60%の場合)の間取りイメージ、ざっくりとお持ちいただけたでしょうか。
なお、とくに住宅地や都市部など混み合った場所では、建物の高さや位置についても法規制が厳しくなっています。→家の「高さ」にも制限がある?! 土地の「斜線規制」をチェック!
特に三階建にしたい、地下を作りたい、近隣が込み合っている、などの場合はしっかり法規制についても注意して、土地選びを進めましょう。

土地30坪の家の価格は?

土地30坪の家の平均価格をご紹介します。

●2,800万円〜4,000万円が相場
30坪の注文住宅の相場は、2,800万円〜4,000万円が平均価格です。
2020年度 フラット35利用調査より
大幅に金額に差があるようにみえますが、土地所有の有無によって金額が変わります。

●建築費(建物本体価格)の相場
2020年度 フラット35利用調査」によれば、195㎡(約59坪)の建築費は約2,961万円となっており、1坪単価は約50万円になります。30坪で掛け算すると約1,500万円になります。

●土地の相場
同上の資料によると、195㎡(約59坪)の2020年全国平均土地取得額は1,436万円、1坪単価は約24万円。30坪計算で約720万円になります。建築費と土地代を合算すると、2,200万円とかなり高額になるため、事前にハウスメーカーと予算や価格についてよく相談するのが必要不可欠です。

まとめ~見落とし注意!その土地に入れなければならないのは「家だけではない」~

最後になりますが、土地を家づくりという観点から考えると忘れてはいけないのが駐車場やお庭、物置、アプローチ(門から家の出入り口までの道)など、外回りのこだわりポイントです。
場合によっては、家自体よりも外回りの方が譲れない!ということもあります(カーポートは大きめ、二台は絶対必要、とか、ガーデニングのために庭+温室は絶対ゆずれない、とか…)。
ですから家本体と外回りをどう納めるかをイメージできない土地は、焦って買ってはいけません!

また、土地選びで重要なのは広さや条件だけでなく、価格のこと。
実際の土地選びで決断を迫られる条件と価格の釣りあいも、家の価格がより具体的にイメージできれば間違いないバランスで選ぶことができます。
そのためには、土地選びからハウスメーカーを相談役にすることをおすすめします。→土地購入で失敗したくないならハウスメーカーを相談役にすべき理由
満足のいく家づくりのために、土地選びからしっかり相談に乗ってくれるハウスメーカーをパートナーにしてくださいね!

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