データでわかる「侵入されにくい家」。防犯に役立つ習慣・設備は? | クレバInfo|くらし楽しく快適に賢い住まいのヒント

データでわかる「侵入されにくい家」。防犯に役立つ習慣・設備は?


一日平均86件もの「侵入窃盗」が起きていることをご存じでしょうか。データから明らかになる「侵入しにくい家」、今回は戸建て住宅の防犯ポイントをご紹介します!

侵入窃盗は「侵入に5分以上かかると7割があきらめる」

家に忍び込んで金品を盗む犯罪のことを「侵入窃盗」といいます。
侵入窃盗の主なものは下記の三種類です。

●一般の人が暮らす家を狙って留守の間に盗みを働く=「空き巣」
●寝静まった頃に侵入する=「忍込み」
●家に人がいて起きていても侵入し盗みを働く=「居空き」

警察庁による平成30年度の統計によれば(以下データはすべて警察庁)、一日平均、約86件もの侵入窃盗が発生しています。
空き巣が一番多く約35%ですが、注意したいのは人がいても入ってくる忍込みと居空きも合計約15%も起きているということ。
金品を盗まれるだけでもひどい損害なのに、家の中で万が一泥棒に遭遇してしまったら犯人が強盗化して身に危険が及ぶこともあります。
家づくりを考えるなら「侵入されにくい家」の知識を持ち、しっかり安全な家を建てましょう。
なお、同データによると侵入に5分以上かかるようであれば犯人の7割が侵入をあきらめています。
今回は調査結果から「侵入しにくい家」の防犯ポイントを見ていきます。

泥棒の侵入口と侵入手段は?

泥棒はどこから(侵入口)どうやって(侵入手段)入ってくるのか。
それがわかれば、効率的な防犯対策をとることができます。

一戸建てへの侵入口を見てみましょう。
1位 窓 57.6%
2位 表出入口 18.2%
3位 その他の出入口 15.8%

…となっています。
ダントツで窓が一位です。

一方、侵入手段は
1位 無締り 46.5%
2位 ガラス破り 37.7%
3位 ドア錠破り 2.4%

…と続きます。

2位のガラス破りの他は全て「鍵」に関係するもので「施錠されていない」ことが侵入の約半分もの割合を占めトップになっています。

これらの結果からまとめれば、
窓と勝手口、玄関は
①留守時はもちろん、自宅にいる時も必ず施錠する
②破られにくいガラス、錠前を使う
③窓と出入口は確認しやすい位置に、侵入しにくい高さや幅で設置する

ことが必須だとわかります。

「侵入しにくい家」づくり3つのポイント

それぞれのポイントをさらに具体的に考えてみましょう。

①留守時はもちろん、自宅にいる時も施錠する
人がいても入ってくる忍込みや居空きも頻繁に起きています。
留守の時はもちろん、自宅にいるときも施錠することが大切です。

具体的には
・家族間での声掛け徹底(「鍵、掛けた?」)
・家を出る時に確認できる位置への張り紙
・インターネットを利用して外からでも施錠・解錠できる商品の利用

という対策があります。

②破られにくいガラス、錠前を使う
家に使う部品(窓ガラスやドアそのもの、錠前)の「防犯性能」に着目して採用するということが一番の対策になります。

侵入口として第一位の窓ガラスで言えば、強力な中間膜が内部に密着している「防犯ガラス」が販売されています。
この内部シートが破壊までの時間を稼いでくれます。
一般的に使われているガラスや、破られにくそうな網入りガラスはたった数十秒で破られてしまうそうです。
防犯性能があっても「破れない」のではなく「破られにくい」というものなので、サッシとして考えるときは補助錠や窓枠の堅牢性もしっかり確認しましょう。

なお、この「防犯性能」は「CPマーク」の有無で確認できます。
CPとは「Crime Prevention(防犯)」の頭文字。
平成16年に、警察庁、国土交通省、経済産業省ほか、建物部品の民間団体などが合同で作る官民合同会議によって決められたマークです。

ドアや窓ガラスそれぞれに、例えば「破壊に5分以上かかる」などの項目が設定されて、それをクリアすると「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表されます。
なお、「CPマーク」はこのリストに掲載された商品だけが「防犯建物部品」として付けることができます。
このリストは定期的に更新されており2019年11月末時点で17種類3405品目が選定されています。
目録はこちらで見られますので、新築、リフォームの参考になさってください。
http://www.cp-bohan.jp/

③窓と出入口は確認しやすい位置に、侵入しにくい高さや幅で設置する
手が届きにくい位置にある窓や、細い窓は当然ですが「侵入しにくい」窓です。
日当たりや風通しも、日々の暮らしには大切ですから、窓をすべて高所や細いものにすることは現実的ではないものの、大きな掃出し窓は近所からでも良く見える位置にするなど工夫が必要です。

・高さ
懸垂できない高さなら侵入には時間がかかります。
ただし、窓の下に足がかりがないこと、近くにも台になるようなものがない場合です。

・幅
人間は頭が入らない幅には侵入できません。
2001年に発表された、政府の統計では頭の幅の平均値は18~34歳の男性で平均160.8㎜。
つまり幅160㎜以下の窓への侵入はかなり困難になると推測できます。
細く感じられる幅だと思いますが、上手に外観デザインとなじませればモダンな表情を演出できます。
普段あまり人の出入りがなかったり、見えにくかったりする場所など、要所で採用する工夫をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ~今すぐできるのは鍵をしっかりかけること!~

防犯性能の高い設備を採用しても「無締り」だったら意味がありません。
日頃から、ご家族やご近所とコミュニケーションをとり、鍵をかけたかどうか確認しあいましょう。
また、コミュニケーションが円滑な地域では統計上、侵入犯罪も少ないとされています。
円滑なご近所づきあいには防犯以外のメリットもあります。
ふだんから地域でのあいさつ、活動をしておくことが豊かな時間にもつながります。
防犯対策では、技術の進歩により外から戸締りやシャッターの開け閉めができるIOT関連設備も多数登場してきました。
積極的に新しい技術を取り入れ、ご自身とご家族を守る家を建てましょう!

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