コンパクトな玄関5つのアイデア 注文住宅実例アイデア②

注文住宅のメリットは「やりたいことがやれる!」。玄関は家の顔ですが、できるだけコンパクトに収めたい場所でもあります。広くなくても「ひろびろ」な玄関アイデア、お施主様の希望で実際に建てた家で見てみましょう。

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

この記事でわかること

★今回ご紹介する玄関を動画でもご覧いただけます!※音声が流れます→https://www.youtube.com/watch?v=Em2zxayGl6I

①玄関ドアはタッチキー×通風扉


さっそくどんどん紹介していきます。
この家の施主のご夫婦は趣味で楽器を弾いていて、大きな楽器を手に持って鍵の開け閉めをするのがたいへんということで、タッチキーの玄関ドアを採用されました。
もちろん楽器だけではなく、日常の買い物を手に持った時や子供を抱っこしている時など、タッチで開けられるドアは本当に便利です。

さらにこのドアの良いところは一部だけ開く通風扉があること。
玄関は湿気やにおいがこもりやすく、その対策は新築から考えておくのがポイント。
このドアなら防犯上も安全に一部だけを開放し、空気の入れ替えができます。
タッチキー付きドアなどお役立ち設備についてはこちら→【2019年版】共働き×子育てがラクになる最新電気&AI住宅設備とは

②玄関窓を計画的に


通風つながりで、玄関窓をご紹介します。
注文住宅では好きな場所に好きな大きさの窓を設置することができます。
このお宅では、採光と通風を兼ねて、写真のようにデザインされた窓を設けています。
玄関ドアの通風扉と合わせて開放すれば、風の通り道となり、よりスムーズに効率よく換気が可能です。
インテリアデザイン的にもアクセントとなり、とてもおしゃれです。

③上がり框(かまち)を長くとる

さて、これがコンパクトな玄関を広々と使う裏技。
このお宅では、上がり框(かまち)を標準よりも長くしてあります。

奥に向かって長くしているので、一斉に大勢が玄関を利用しても、靴の脱ぎ履きで手間取ることなくスピーディーに出入りができるんです。
施主のご夫妻は友人をお宅に招いて楽しい時間を過ごすのが大好き。
来客が多い家や、家族の多い家ではぜひ試していただきたいアイデアです。

④玄関収納は計算して設ける

さて、その上がり框の奥にあるのが玄関収納です。

玄関収納は必ず設けたい空間。
このお宅では、自転車、ゴルフバッグ、庭道具など収納したいものをしっかり考えて、その幅や高さに合わせてゆとりを持った収納にしています。
そのため、出し入れがとても楽。
拡張性も考えられているので、家族が増えても安心です。

⑤スリッパ収納はニッチな造り付け


とはいえ収納のためといえど、無限に広い玄関にはできません。
しかしどんなに限られた空間でも、ニッチ(ちょっとしたスペース。たとえば壁など)な収納を積極的に活用することで、使いやすい玄関にすることができます。
このお宅では来客に必ず必要なスリッパ収納を埋め込みタイプの収納として造り付けにしてあります。
スリッパだけでなく、鍵などがさっと取り出せるようにも工夫されています。
こまごましたモノをどこに収納するかも考えておきましょう。
ニッチ収納についてはこちら→「ニッチ収納」とは? 部屋が狭くても壁に収納、実例紹介しちゃいます★

まとめ~玄関は毎日使う場所。動線と収納計画で機能的に~

注文住宅では、どんな玄関も思いのまま。
あえてコンパクトな玄関を目指すなら、このお宅の例では長い上がり框や玄関収納、ニッチ収納などのように「動線(どうやって入るのか、どこへ動くのか)」と「収納(必ずあるモノはどこが定位置なのか)」をしっかり考えて、自分たちに合わせて作るのが使いやすい家づくりの第一歩です。
さらに、通風や採光を考える、床材を考えるなど、玄関は限られたスペースだからこそとてもこだわりを生かしやすい部分でもあります。
家の顔である玄関、ぜひ丁寧に考えてくださいね。
クレバリーホームでは豊富な実例から、あなたの暮らしにぴったり合ったアイデアを多数ご提案いたします。
ぜひ一度、遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしています!

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