大掃除しなくていい家③浴室暖房乾燥機でカビなしお風呂

年末といえば大掃除。普段からきれいならこんな大変な思いをしなくて済むのに!と毎年思うあなたへ、「大掃除をしなくていい=普段の掃除がラク」なお家のポイントをお伝えします。今回はカビ防止はもちろん、ヒートショック防止、洗濯物の生乾き防止にも役立つ浴室暖房乾燥機をご紹介します。

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カビに悩む場所、第一位は「浴室」

2020年に行われたカビに関する調査の結果を見ると、カビに悩む場所第一位は「浴室」でした(リンナイ調べ)。
大掃除の時にも、まずは浴室のカビ除去からという方も多いのではないでしょうか。

カビは、60%以上の湿度、2~30度の室温、そして栄養分(人の垢、食べかすなど)があるところで生育します。
つまり、この3つが揃ったお風呂場はカビにとっての理想郷。
お風呂に入った後そのままにしてしまうとあっという間にカビが大繁殖し、家じゅうのどの場所よりもカビが気になる場所になってしまうのですね。
このカビは浴室暖房乾燥機の活用で手間なく繁殖を抑えることができるのです。

写真はいわゆるお風呂の黒カビ、「クラドスポリウム」です。

浴室暖房乾燥機は「カビ防止」に役立つ

湿度、室温、栄養分の3つがそろうと生育する。
つまり、湿度を素早く取り除くことがカビ防止に有効です。
お風呂上りに浴室暖房乾燥機をオンにすれば、速やかに浴室内を乾燥できるためカビの繁殖を抑えることができます。
乾燥前にスクイージーやバスタオルなどで浴室内の水滴を切っておくとより短時間で乾き、おすすめです。

浴室暖房乾燥機は「生乾き臭防止」に役立つ

このようにカビ防止に威力を発揮する浴室暖房乾燥機ですが、室内干しにも大変役立ちます。
室内干しの悩みは生乾きの臭い。
その原因は乾かない洗濯物に雑菌が繁殖することですが、雑菌もカビと同様に、湿度・温度・栄養の三点セットで繁殖します。
室内で干すよりも断然早く清潔に乾かすことができるので、生乾きの臭いが出ることもありません。
お風呂上りに、浴室暖房乾燥機を利用して衣類を乾かしながら浴室も乾燥させれば一挙両得ですね。

浴室暖房乾燥機は「ヒートショック防止」に役立つ

浴室暖房乾燥機の「乾燥」面を主に見てきましたが、そもそも浴室暖房乾燥機は「暖房」「送風」でも使用します。
寒い冬、温かい場所から急に寒い場所へ移動すると起きるのが「ヒートショック」。
室温差によって血管が収縮し血圧が上昇することを指します。
この血圧上昇が脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすなど、健康面でのリスクを上げてしまいます。
浴室暖房乾燥機で浴室や脱衣場を暖めておけばヒートショックが防げて、健康維持に大変効果があります。
ヒートショックについて詳しくはこちら→暖かい家が健康を守る!電気料も下がってお得な高断熱・気密の家

まとめ~毎日の掃除も、大掃除も、できるだけ手間を省こう~

今回ご紹介した浴室暖房乾燥機のように、ふだんの手間を減らしてくれる設備や家電を積極的に利用すると、掃除に対する気持ちの垣根がぐんと低くなります。
毎日のお掃除が気軽かつ簡単になるのでキレイなお家が保たれる、という好循環が生まれて結果として大掃除をしなくても整っているお家になります。
今はお掃除や家事をラクにしてくれる家電や設備も日々進化しています。
最新情報を参考にぜひ積極的に導入して、ラクちんキレイなお家を手に入れてくださいね。

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