「公的ローン」と「民間ローン」の違いと審査とは?

家は数千万円以上する買い物。全額自己資金で買える方は少ないのが現実です。
その時に利用するのが住宅ローン。
しかし、そもそも、住宅ローンはどこで借りればよいのでしょうか。また、その時の審査では何が重要視されるのでしょうか。

このコラムでわかること

  • 公的ローンと民間ローン
  • 住宅ローンの審査
  • まとめ

公的ローンと民間ローン

住宅ローンには、借り先ごとにまとめると大きく二種類があります。
一つ目は「公的ローン」。国の機構や自治体などから借りる住宅ローンです。
二つ目は「民間ローン」。民間の銀行や保険会社などが融資するものです。

公的ローンのメリットは金利面などで有利な場合が多いこと。
貸してもらえる条件が多かったり、上限額も低めだったり、人によっては利用しにくい面もありますが、例えば子育て中の世帯では金利が低くなるなど(財形住宅融資)、ユニークでお得な制度もあります。

一方、公的ローンに比べ比較的借りやすく、ニーズに合わせて内容が細かく設定されているのが民間ローンです。相談できる窓口も多く、一般的な借り先と言えるでしょう。

まずは、下の図でどこからどんなローンが借りられるのかチェックしておきましょう。

■代表的な公的ローンと民間ローン住宅ローン⑦の図版1

住宅ローンの審査

当然のことですが、ローンは借金です。お金が返ってこなければ貸した方は損をしてしまいますよね。
そのため、住宅ローンに限らず、融資には返済力についての審査が行われます。
とくに住宅ローンは多額のお金を長期にわたって借りるローンですので、よりしっかりとした調査が必要になります。
国土交通省が行っている最新の調査では、80%以上の金融機関が住宅ローンを融資する際に重視する審査項目は以下の通りでした。

■民間金融機関が融資の際に考慮する項目住宅ローン⑦の図版2

この項目からは、借りる年齢・返し終わる年齢が重視されていることがよくわかります。
「いつか自分の家がほしい」と考えている人は、早めに住宅ローンについて学んでおくことが大切です。

家がほしい人は、早めに住宅ローンの勉強を!

住宅ローンを実際に借りる時には、具体的に物件が決まっている必要がありますが、検討段階で大ざっぱにどれくらい借りられるのか相談することも可能です。

家の購入資金については早めの準備をして損をすることはありません。家選びの際には、住宅ローンの専門家からも最新の情報をもらっておきましょうね。

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