「家の総予算」を決める方法 【実録】33歳、家を買う!②

2018年7月、クレバリーホームで新築注文住宅の契約をしたモーリィ(33歳)です。今回は建てると決めた直後に実行した「総予算決め」の方法についてレポートします!

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

この記事でわかること

  • 総予算=【自己資金】+【住宅ローン】。それぞれの額を決める流れは?
  • 【自己資金額】いくら使えるか?
  • 【住宅ローン】月々どれくらい返せそうか?
  • 【住宅ローン】月々の返済額から「借りられる額」を逆算する
  • まとめ~「貸してもらえる額」と「返せる額」はちがう

【ここまでの流れを知りたい方は前回を読んでね→【実録】33歳、家を買う!①自己紹介&注文住宅を建てる理由

総予算を決める流れは?


家が欲しいと思っても、まず「自分が払える総額」=「総予算」がわかっていないと、何も決められません。
どういう土地を買うか、どのハウスメーカーに依頼するのか、そんなこともすべて予算がないと具体的には進んでいかないんですね。

そこで2月には、まず「家づくりの総予算」を検討しました。

総予算は「自己資金+住宅ローン」です。
考えていく流れは
① 【自己資金額】いくら使えるか確認する
② 【住宅ローン】月々どれくらい返せそうか考える
③ 【住宅ローン】そこから借りられる金額を逆算する

です。

【自己資金額】いくら使えるか?

これはその人によって違いますが、私の場合は「家を建てるために使う!」と決めて貯めていた1000万円をあてることにしました。
そもそもの話ですが、家を建てる時には、住宅ローンが下りる前に(住宅ローンは引き渡し後から借りられます)、まとまった額を支払うタイミングがあります。
これはよく「頭金」と言われるものです。
住宅ローンで支払えないんだから、それは自己資金で用意しておかなければならないんです。
「今すぐ」VS「頭金を貯めてから」購入シミュレーション!【家の買いどきはいつ?③】

なお、私の場合はありませんでしたが、人によっては「自己資金」をご両親や祖父母に出してもらえることもあると思います。
そういう場合は税金が優遇されることもありますので、必ずチェックしておいてくださいね。
両親や祖父母からの住宅資金援助で「贈与税の非課税枠」を利用!

自己資金額を決める時に大切なのは、貯蓄があるからと言って、それを全額家だけにつぎ込んではいけないということです。
人生には例えば怪我をして働けなくなってしまうなど、予期していなかったけれどまとまったお金が必要になることがあります。
お子さんがいる家庭なら、進学などで教育費が一気にかかる時期もあると思います。
ですので、貯蓄全部を家に回すのではなく、生活費や予備費は必ず取っておいてくださいね!

【住宅ローン】月々どれくらい返せそうか?


次に、いよいよ住宅ローンでいくらまで借りて大丈夫なのかを考えていきます。
住宅ローンは月々少しずつ返済していくのが一般的なので、まず、収入から毎月無理なく支払えるローン返済額を考えました。

私の場合は現在賃貸に住んでいて、家賃7万円を払っています。
ですから7万円はまず大丈夫、返せます。
その上で、毎月の支出を細かく検討してみると10万円までは無理せず返せそう、という結論が出ました。

【住宅ローン】月々の返済額から「借りられる額」を逆算する

次にこの「月々10万円」を使って、ボーナス払いなし(=月々の返済金額の変動なし)、金利1%で35年ローンを組むと、いくら借りられるのか考えました。
お客さんとの商談の際には、よく「金利1.4%で35年ローン、100万円を借りると月々の返済額は約3000円」という試算を使って概算します。
※余談 この、金利○%で○年間、○円を借りると返済額がどうなるかというのは、各銀行のシミュレーションサイトで簡単に計算してくれます。どの銀行のサイトでもいいので、一度調べてみるといいですよ!

私の返済希望額は10万円なので、3000円の33倍です。
ということは、この返済額で借りられる額は100万円の33倍=約3300万円です。

こうやって借入額の目安を立てれば、
●ローンを借りる時の金利が1%よりも上になったら(ローンの金利は家の引き渡し時の金利です)→借りられる金額は3300万円より低い
●下だったら→借りられる金額は3300万円より多い

という感じで見積もりを調整もできます。

借りられる金額は3300万円、自己資金は1000万円あるので、土地と建物の総予算は4300万円程度と予算が決まりました。

まとめ~「貸してもらえる額」と「返せる額」はちがう

よく、年収の○%までは借りて大丈夫、という話があります。目安としてはとても役立つと思います。
けれど、実際には「貸してもらえる額」と「無理なく返せる額」がずれることもあります。
住宅ローンを返すのが苦しくて…という話はめずらしくありませんよね。
今回、私がとった方法は「自分が支払える額から逆算して、借りられる金額を決める」という方法です。
これなら、借り過ぎてしまうことはありませんのでおすすめです!

2018年2月は「要望整理期」として、今回の総予算の他に建物と土地の予算決めもしました。
次回は「建物の予算をどうやって決めたか」についてお話しようと思います!

★今後は下のような流れでレポート予定です。注文住宅リアルタイムレポート、頑張りますのでどうぞ続けてお読みくださいね!
【2018年3月:アクション開始】
【2018年4月・5月:土地検討期】
【2018年6月・7月:建物検討期】
【2018年8月:詳細仕様検討期】
【2018年9月:???】(←この記事を書いている今です!)

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