家の「贈与税」はどう変わる?消費税8%と10%どっちが得?

2019年10月に予定されている消費税率アップ。新築する時の各種補助金や税制優遇も、引き上げられる方向で変わります。
今回は「住宅取得資金に関する贈与税」がどう変わるのかに注目してみました!

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

家の資金援助には「贈与税」がかかる?!


お家を建てるときに、両親あるいは祖父母から資金援助を受ける方は少なくないと思います。
しかし額によってはその時に「贈与税」がかかること、ご存知でしたか?

まず、まとまったお金を親族から贈与された場合は、年間110万円の基礎控除額以上の場合「贈与税」を支払わねばなりません。
贈与税の税率はもらう金額で異なり、10%から最大55%までとなっています。

しかし、住宅や教育など国が定めた目的に使う場合は、基礎控除額の他に、特例の「非課税枠」の利用ができるのです。
住宅取得が目的ならこの特例で、消費税率8%の現在は一般住宅の場合は700万円まで、省エネ等住宅※の場合は1200万円までが非課税になります。
資金援助を受けるならこの特例を必ず利用しましょう。
さらに、この特例は消費税が10%に上がると拡充されます。
どう変わるのでしょうか。

※省エネ等住宅
省エネ等基準(①断熱等性能等級4若しくは一次エネルギー消費量等級4以上 ②耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上もしくは免震建築物 ③高齢者等配慮対策等級(専用部分)3以上)に適合する住宅のこと。

現在の贈与税について詳しくは→両親や祖父母からの住宅資金援助で「贈与税の非課税枠」を利用!

消費税率が10%になったらどう変わる?

2019年の消費税率アップに伴い、この贈与税の特例は上限額が広がります。
消費税が10%になると、一般住宅の非課税枠が700万円から2500万円に、省エネ等住宅は1200万円から3000万円になるのです!
分かりやすくまとめたのが下の表です。

【この内容は動画でも説明しています※音が出ます!※→増税前と後で比較!住宅取得資金に関する贈与税について|【公式】クレバリーホーム

そのほかの住宅関連の税制優遇変更点

なんだかすごい額の拡充に思えますよね。
では建てるなら10%の方がお得…かというと、実はそう言い切れないのです。
というのは、建てる家の金額、住宅ローンの組み方、その他の住宅関連の税制優遇変更点などを考え併せた場合、それでも8%で建てる方が得な方もいらっしゃるからです。
贈与税非課税枠の拡充のほかに変更されるのは「住宅ローン控除」「すまい給付金」「次世代住宅ポイント」(新設)です。
それぞれ詳しくはこちらの記事で解説していますので、合わせてお読みください。
消費税10%になると住宅の税制優遇はどう変わる? 4つの違いを解説!

しかし、8%で建てるかどうか悩める期間は間もなく終了します。
8%消費税を新築に適用したいなら、2019年3月末日までに契約するか(請負契約を交わしておけば引渡しは10月以降でも8%が適用されます)、または9月末までに引き渡しを受けることが必要なのです。

まとめ~8%で建てたいなら今すぐ相談!~

ハウスメーカーとの契約も、いきなりその日にはできません。
しっかりしたプラン図の作成が必要です。
ハウスメーカーとの契約前には何がある? 家づくりのステップ・序章
ということは、8%で建てた方がお得になる可能性がある方は、いますぐに相談することをおすすめします。
クレバリーホームでは皆さんのご相談を専門家がしっかりサポート。
さらに、贈与税の枠がより大きい省エネ等住宅に関しても、長期優良住宅(→長期優良住宅とは?認定のメリット)やZEH(→ZEH(ゼッチ)とは? 3つの要素で建てる「消費エネルギーゼロの家」)を得意とするクレバリーホームならバッチリです。
強くて、美しくて、良質の家づくりをお考えなら、ぜひお近くのクレバリーホーム支店でご相談ください。
お越しをお待ちしております!

新築するなら消費税8%?10%?どっち?クレバリーホームの公式サイトはこちら♪CHバナー2