カビが生えない家がほしい! 家カビ予防に欠かせない機能とは?


高温多湿化する日本の家庭で悩ましいもの…それはカビ! カビはアレルギーの原因にもなる、意外に困るものなんですよ。
カビない家づくりに欠かせないもの、それは…?

この記事でわかること

カビは見た目だけじゃなく体にも悪い


今日は、家に生えるカビのことについてお話したいと思います。
梅雨時のイメージがありますが、今は一年中どこにでもカビを見かける人も多いと聞きます。
お風呂場のカビ、押し入れのカビ。
目を皿のようにしてみてみれば、意外なところで「あっこんなところに!?」と気づくのではないでしょうか。
この、家の中で生えるカビ。
見た目が良くないのはもちろん、身体にも良くないのです。
家の空気中に充満しているカビの胞子を吸い込んでしまうと、アレルギー症状が出たり、万が一肺で繁殖すると重い病気になったりすることも。
ですから家でカビを見かけたら絶対にそのままにはしておかないようにしてくださいね。

そもそもなぜカビが生えるのか


カビは空気の中に自然にいるものです。この自然な状態では特に重大な悪影響はありません。
しかしそれが、カビにとって最適な温度、水分、養分が揃った段階で爆発的に成長すると問題なのです。

家に生える一般的なカビの成長が盛んになる3つの条件は次のとおり。
温度 20℃~30℃。
湿度 70~80%。
栄養分 ほこりや人間の髪の毛、皮ふ、皮脂などがたくさんあること!

やっかいなことに、カビが好む温度は人間と同じですし、湿度も特にお風呂を中心にこの湿度です。
今の家は昔と違い性能が高く、快適な室温は一年中保たれていますから、お掃除ができていなくて湿気がある場所があればカビは年中育ってしまうのです…。

カビの大好きな条件を減らせば繁殖しない

カビは空気中から取り除くことはできませんので、繁殖させないことが大切です。
ですから、カビの大好きな条件について対策をとることが「かびない家」づくりの第一歩です。
室温は極端に上げたり下げたりできませんから除外すると、残った「水分=湿度」「養分」について主に対応すればよいということになります。

【水分=湿度】
室内の湿度をコントロールするには、1にも2にもまず「換気」が大事です。
現在新築する家は24時間換気が義務付けられています。
この換気システム自体にも性能の良しあしがありますが、まずはこの換気システムをしっかり動かしていくこと。
節約のために電源を切ってしまうなどは絶対に避けてください!
築年数が経っていて換気が義務付けられる前に建てられたお家なら、物理的に窓を開放して、必ず外の空気と入れ替えることが何より重要です。
「24時間換気」は質を問え!「全熱交換型」がオススメな理由

もう一点は「結露しない窓」に取り替えること。
窓の結露は、お風呂の湿気に匹敵する…というより、さらに手ごわい場所でもあります。
結露しない窓にするには、家の構造を高断熱高気密にすることと、窓自体をペアガラス以上の断熱性能の高いものにすることです。
こちらも参考に!→イヤーな結露を防ぐ「外壁通気工法」とは?

【養分】
除去はお掃除しかありません。
ここは一つ「カビが生えたらヤダ!」と思ってみると、重たい腰をあげてくれ、お掃除が苦手な方もきっとはかどると思います。

まとめ~特に重要なのは「換気」!~

と対応をまとめていきましたが、中でも重要なのは「換気」です。
現代の日本の家は昔の家に比べて格段に性能があがり、高断熱・高気密化しています。
ということはつまり、換気をしなければ家の中の空気は一切入れ替わらないということです。
「高気密な家」と「断熱」「換気」の関係

24時間自動で換気してくれるシステムをつけること自体は義務付けされていますが、実はハウスメーカーごとにその性能には差があります。
何のための換気かと言えば、健康な家を守るため。
しっかりと外気を取り入れ、有害物質は入れないで、汚れた空気を外に出すそしてさらに言えばせっかく温めた熱や冷気を逃がさない換気システムを選んでくださいね。
「24時間換気」は質を問え!「全熱交換型」がオススメな理由

また、これから新築やリフォームを考えているなら、断熱・気密、換気、採光などについてしっかり計画してくれ、健康的な暮らしを送れるプランを考えてくれるハウスメーカーと建てましょう。
もちろんクレバリーホームは性能、プランに自信あり!
各支店で皆様のご相談をお待ちしています。

一度生えたカビは頑固です。
カビと戦うにはまず「生やさない!」これが鉄則ですよー!!

安全に健やかに。「いい家」を作るなら。クレバリーホームの公式サイトはこちら♪CHバナー2