玄関に必要な収納やサイズは? キレイが続く収納①


年末年始でピカピカになったお家はそのままキープしたいもの。整っている今のうちに、片付けの基本「収納」を見直してみましょう。

この記事でわかること

玄関の悩み①とにかく靴があふれてしまう…→「靴収納」が必須


靴があふれるのは、ずばり帰る場所(収納)が空いていないから。
「モノを持たない」のが流行中でもあり、まずは捨てることも重要です。
でも、使用頻度が低くてもどうしても必要なもの(冠婚葬祭用や季節もの)もあるのは事実。
急に、靴は一人3足まで!という決まりをつくるのは現実的には難しいかもしれません。

日本で一般的に夫婦が持っている靴の数はおよそ30足と言われています。
この現実に合わせて収納を考えた場合、子どもなどほかの家族2人がいるとすると合計60足あれば足りそう…なのですが、ブーツや長靴の「高さ」が盲点。
高さを考えるとショートブーツでパンプス2足分、ロングブーツで3足分のスペースが必要です。
ということは充分なゆとりを考えると、現実的には4人家族で約90足分の靴収納が玄関にほしいということになります。

この収納はできれば機能的な棚が動かせる、天井までのタイプをお勧めします。
天井までの高さで省スペースを狙い、可動式の棚でデッドスペースをなくします。
家づくり中の方はこの靴収納を必ずプラン段階で確保し、新築やリフォームの予定がない場合はできるだけ理想に近い靴収納を増設するのが解決の早道です。
ここまでの収納を作っても靴があふれてしまうなら、再度捨てることを考えてみるといいかもしれません。

※さらに詳しい靴収納の解説はこちら→玄関の靴収納、何足入ればいいのか?ズバリ「90足」の理由
※お洋服・靴コレクターの方にはこんな実例も→「好き」に囲まれて暮らせる幸せ 20代で実現したこだわり満載のガレージハウス。

玄関の悩み②靴以外もあふれてる!→ファミリー玄関、コート収納という発想


傘、子どもの外遊び道具、ゴルフバッグ、庭道具…。
靴というよりモノが溢れてしまう玄関にお悩みの方は、思い切って靴以外のモノを収納できるスペースをつくりましょう。
例えば外に置きっぱなしにできないベビーカーやスポーツ用品、部屋の中に持ち込みたくないコートやバッグなど、玄関周りにしまえると便利なモノは意外と多いはず。
このモノは靴と違いそれぞれのライフスタイルで必要な収納が違うので、計画にはご自身の家族の生活をシミュレーションすることが必要になります。
とくに来客が多い場合はゲスト用と家族用で玄関の動線を2つ用意するのもオススメです。
家族用玄関=ファミリー玄関に生活動線をつくり、収納機能を集約させればゲスト用玄関はいつでも洗練された美しい空間を保てます。

※ファミリー玄関について詳しくはこちら→【決定版】「ファミリー玄関」とは? 片付くだけでなく介護にも役立つ新アイディア
※玄関収納実例を動画で見たい場合はこちら→実邸に学ぶ!注文住宅ならではの住まいづくり《玄関編》|【公式】クレバリーホーム

玄関の悩み③‏花や作品を飾りたい!→ニッチ収納


ニッチ収納という言葉をご存じでしょうか。
ニッチ=隙間という意味です。
壁の厚さを生かしたくりぬき収納や、飾り棚などがこのニッチ収納にあたります。
スリッパ収納なんかもこのニッチを生かせば狭いスペースでもしっかり収納できて散らばりません。
限られた空間だからこそ、このニッチスペースを意識しましょう!


※ニッチ収納について詳しくはこちら→「ニッチ収納」とは? 部屋が狭くても壁に収納、実例紹介しちゃいます★

まとめ~モノには帰る場所が必要~

モノがあふれてしまうのは帰る場所がないから。
あるいは帰る場所があっても使いにくい・遠い、ということになればやはりあふれてしまうのです。
帰る場所=収納、家の収納は、そのモノを使う場所に分散させて作っておくことが大切です。
今後は、リビングやキッチン、子ども部屋や書斎、水回りなどに分けてお悩み解決のための収納を考えていきたいと思います。
2020年もクレバinfoをよろしくお願いいたします!

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